博報堂は14日、英国のPRエージェンシー「Ashton Consulting Ltd.(アシュトン社)」の株式を65%取得したと発表した。同社が持つIRやM&Aなどのナレッジを活かし、国内外で企業広報の対応力を拡充するのが狙い。
アシュトン社は2000年に英国で設立。日本オフィスでは、日系企業の海外でのコミュニケーションや外資系企業の日本市場向けコミュニケーションに関するアドバイスやソリューションを提供してきた。同社のジョン・サンリーCEOは日英の証券業界での経験を活かし、中でも投資銀行などと連携したM&Aコミュニケーション、クライシス時のコミュニケーションを得意としているという。
現在、博報堂は14年度から18年度の中期経営計画において「統合マーケティング・マネジメント力」を重視しており、各専門分野におけるマーケティング体制の強化を進めている。
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