経済産業省が9日発表した2014年1-12月期の広告業の売上高合計(速報値)は、前年同期比3.3%増の5兆7602億9900万円だった。同年12月分は合計5442億2600万円で前年を0.4%の微減となった。4マスメディアとインターネット広告はいずれもプラスとなったが、「SP・PR・催事企画」が12.8%減と押し下げた。
2014年1-12月期の主要媒体別では、「テレビ」が1兆5450億9700万円(前年比3.5%増)、「インターネット」が4908億1800万円(同比12.9%増)、「新聞」が3867億4000万円(同比0.5%減)、「雑誌」が1102億9000万円(同比1.8%減)、「ラジオ」が518億7900万円(同比変わらず)だった。
月ごとの変化では、「インターネット」が10-12月期で3カ月連続2ケタ増となったほか、「新聞」が12月は7カ月ぶりに前年比プラスに転じた。