グノシー、動画広告の提供開始 3月1日からネイティブ広告内に掲載

グノシーは16日、3月1日からニュースアプリ「Gunosy」の記事広告へ動画広告を配信すると発表した。昨年12月1日に提供を始めた「SmartNews」に続き、国内最大規模のニュースアプリが導入することで、モバイル端末向け動画広告がさらに伸びそうだ。サイバーエージェントとシード・プランニングの両社は、スマートフォン向けの動画広告市場は2015年、前年比2.25倍の209億円に達すると予測している。

動画広告を掲載するのは記事広告の画面上部で、アクセスと同時に再生が始まる自動再生方式。動画はスクロールしても画面内にとどまり、テキスト部分だけが流れていく。クリック(タップ)すると全画面表示となり、さらにタップすると広告主企業の指定Webページへ移動する。再生が終わるとバナーが表示される。

「Gunosy」の累計ダウンロード数は約800万回、「SmartNews」は国内外合わせて約1000万回。モバイルアプリ事業のフラー(千葉・柏)の調べでは、1カ月に1回以上アプリを起動した「月間アクティブユーザー」の比率は、「Gunosy」が90.2%、「SmartNews」が80.2%だという。同調査は、Android端末5万5000台を対象に、昨年12月に調べたもの。


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