足立:現在は女優やタレント、キャスターと色々な顔がありますが、今後はどういう方向で活動されていきたいですか。
ホラン:私、目指す方向を決めすぎるとうまくいかないタイプなんです、たぶん。役者もタレントもキャスターも、何かを「伝える」ことは変わりません。そこさえブレなければ、どんなことにも積極的にチャレンジしていきたいです。20代は、いただいたお仕事を一つひとつ、一生懸命頑張っていくことで、自ずと次の道が見えてくるのかなと思っています。
足立:それにしても、キャスターをやられているだけあって声がいいですね。
ホラン:昔から滑舌だけはいいんです。でも、よくヘリウムを吸った後の声とか言われますよ(笑)。
足立:最後に、CMのお仕事にはどんな印象を持っていますか。
ホラン:CMは企業を代表して、商品の看板娘をやらせていただくお仕事ですので、すごく光栄ですよね。仕事がない時期が長かったこともあって、以前は家族やマネージャーさんとよく夢を語っていました。いつか、あのCMに出れたらいいな…などと話していたんですけど、実は先日、その夢が叶ったんです。本当に昔から憧れていたCMに出演させていただけたことが、すごく嬉しかったです。
足立:なるほど。ちなみに、ある情報によれば、ブレイクのきっかけはショートヘアにしたことだとか。以前はロングヘアーだったんですよね?
ホラン:ショートにしたからというわけではないんですけど、オーディションに立て続けに受かったりと、いい風向きになったことはあるかもしれないですね。以前、髪の毛を伸ばしていたのには理由があって、雰囲気のある人になりたかったんです。なかなかその雰囲気が出てこなくて、これは生まれ持っていなかったんだなと思い至りまして(笑)。それからは、ずっとショートですね。
対談を終えて
ホランさんとはデビュー当時の戦隊モノ出演時代にお会いしたことがありましたが、その時の印象は主役を食っちゃう印象の強いコだなとビックリしました。その後、