大阪広告協会は13日、「第58回大阪広告協会賞」と「第48回やってみなはれ佐治敬三賞」の受賞者を発表した。それぞれ、ユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)と電通関西支社CRプランニング局 コピーライター 鈴木契氏が受賞した。
「大阪広告協会賞」は1957年に協会創立10周年の記念事業として制定され、以後、優れた広告活動を通して業績の向上と大阪の経済や文化の発展に貢献された個人や団体を顕彰している。今年の受賞企業であるユー・エス・ジェイは、2014年度に過去最高の入場者数を記録しているなど、東京をはじめ全国から来場者を増やし、関西圏での宿泊や滞在を伴う旅行需要を拡大する契機となった点などが評価された。また、「第58回大阪広告協会賞」特別賞は、ポストプロダクションとして大阪の映像制作界を支えた貢献を表し、IMAGICAウェストに贈られた。
「やってみなはれ佐治敬三賞」は優れた広告制作者の育成を目指して、新しい時代を切り拓くチャレンジ精神あふれる作品を制作したクリエイターを顕彰している。電通関西の鈴木氏は村田製作所やダイキン工業のWebムービー、ポケモンの新聞広告において、それぞれのアプローチ手法が異なり、多様なクリエィティブ力が発揮されている点が評価された。
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