2通目のお便り——日本と海外のCMの違いを教えて!
権八:もう1通ハガキが来ていますのでご紹介します!
2通目のお便り(ラジ男さん)
澤本さん、権八さん、洋基さん、こんばんは。高校3年生で受験生のラジオネーム・ラジ男です。ダイノジ・大谷ボスがゲストの「すぐおわ」で話題になっていましたが、この「すぐおわスタイル」っていうんですか、居酒屋のやや延長な感じのスタイル好きですよ!
話は変わるのですが、海外の広告について質問したいと思います。この前、アディダスの「Take It」という広告をYou Tubeで見ました。自分的にものすごくかっこよかったです。また、会社のジャンルは違いますが、アップルやマイクロソフトなどの海外の会社のCMはクールという感じがして、日本のCMとは違う印象を受けました。
やっぱり国によってCM文化は違うものですか? 「すぐおわ」的、日本のCMの特徴を分析して教えてほしいです。あと「すぐおわ」にこんなマニアックな質問していいんですかね(笑)?
アディダスのCM 「Take It」
権八:この方は前も送ってくれた方ですね。これはちょっと澤本アニキ来てほしいな。「すぐおわ」はダラダラしているから、こんな広告的な、プロフェッショナルな質問をしていいのかと。若干ディスられてますけど(笑)。ありがとうございます。こういう質問ももちろんドシドシしていただいて、ぼくではなく澤本さんが答えると思うので(笑)。
大久保:そうおっしゃらずに答えてくださいよ(笑)。
権八:そうですね、国によるCMの文化というのはありますよね。ぼくもここ何年かはカンヌ広告祭などには行っていませんが、圧倒的に特徴としてあるのは日本のCMはタレントが出てくること、あとは短いということですかね。
大久保:15秒で尺が短いと。
権八:日本では15秒のスポットCMが中心ですが、海外の広告賞のコンクールで見るCMは60秒、90秒、2分、3分というのがゴロゴロありますね。日本でもアップルとかは長いCMを流していますけど、大多数のCMは15秒ですね。その短い秒数の中に、色々な起承転結、ストーリーやセリフが入っていたりと、海外のCMと比べると忙しい印象はありますね。