広告界アイデア合戦!エイプリルフール企画2015総集編

千趣会:名前が似ているので合併します

今年11月で創業60周年を迎える千趣会は、日本プロ野球選手会と4月1日付で対等合併したと発表した。ファッションや生活雑貨、美容アイテムなど幅広い商品を取り扱う通販事業を軸に、女性のライフスタイルを支えてきた千趣会と、女性ファンの獲得に向けて近年さまざまな施策を講じているプロ野球各球団。両者が目指す方向性は一致しており、同一組織となってそれぞれが培ってきた経験と組織力を結集することで、シナジー効果を発揮できると考えた。また千趣会と選手会、どちらも「センシュカイ」で電話などのやり取りにおいて混同するトラブルが多発していたことも、合併の理由に挙げた。 プレスリリースの末尾には「ここに掲載されている情報は、エイプリルフールの嘘です。 “ひょうたんから駒”で、本当に両者が連携するかもしれません。乞うご期待!」と記載があるものの、プレスリリースの形式や配信方法が、発表の信憑性を妙に高めていた。

ハンズラボ:次世代型乗客輸送サービスをローンチ

東急ハンズの子会社で、ITソリューション企業のハンズラボがローンチしたのは、タクシー配車アプリ「Uber」ならぬ「UMER(ウーマー)」。「タクシーは車から馬へ!?」と謳った新乗客輸送サービスで、特設サイトのみで公開している。利用メニューは「COUNT NOBLE(公家)」「SAMURAI(武士)」「NINJA(忍者)」「PRINCESS(姫)」の4タイプあり、それぞれ料金体系が異なる。
例えば「公家」は、開始料金11両1111文+毎分100文+km毎2000文+草50文=最低料金11両3261文から利用できるという設定になっていた。

特設サイトでは、予約操作を行うこともできる。予約画面では、
行き先は「東京ディズニーランド」「六本木ヒルズ」「渋谷ヒカリエ」「新宿アルタ」「ハンズラボ本社」の5つから、支払方法は「現金払い」「出世払い」「年貢払い」「出来高払い」「厄払い」の5つから選択できた。
中途採用のリクルーティングページへのリンクが貼ってある。
「UMERのような、世の中を驚かせ、騒がせるような新サービスをつくりませんか」と呼びかける。

Uber Japan:花粉症専用サービスを開始

2014年5月に、日本に上陸したタクシー配車サービス「Uber」は

Uber Japanは画期的なオンデマンドサービスを世界で初めて開始します。

その名も、「Uberマスク」オンデマンド。なんと、ドローンが皆様のご指定の場所にクールにマスクをお届けします。弊社の研究によると、コラーゲン入りのマスクが上空の空気に触れることで、より効果的に花粉をシャットアウトできることがわかりました。これでもう花粉症とはさようなら。今日からハッピーなスプリングライフを!
Uberアプリを開き、車種選択画面で「マスク」を選択し、配ドローン場所を指定し、リクエストしてください。数分以内にタカラトミー社のドローンがご指定の場所に「Uberマスク」をお届けします。クールな花粉症対策「Uberマスク」をスマートにゲット!
1リクエストにつき、シルキータッチな高性能の花粉症対策マスク1枚をお届け

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