ワコールは4月22日、扶桑社のモード系ファッション誌『Numéro TOKYO(ヌメロ トウキョウ)』とBSジャパンで放送中のファッション専門番組『ファッション通信』、そしてダンスユニット「AyaBambi」とのコラボレーションで制作されたWebムービーを公開する。2016年で創業70周年を迎える同社は、このコラボ映像を通じて「シュールでモードなワコールの新しい世界観」を訴求したい考え。本編の公開に先立ち、4月3日に予告編が公開された。
映像のクリエイティブディレクションは『Numéro TOKYO』編集長でファッションスタイリストの田中杏子氏、制作は『ファッション通信』の番組制作スタッフが手掛けた。撮影はワコールの本社オフィスや縫製工場で行い、ミシンを操る職人の手とAyaBambiのダンスがシンクロするなど、他では見られない演出にこだわっている。
映像制作のきっかけとなったのは、『Numéro TOKYO』2015年5月号の誌面企画。3月末に発売された同号で展開されたのは、AyaBambiがモデルとなり、「WACOAL DIA(ワコールディア)」「Trefle(トレフル)」「PARFAGE(パルファージュ)」「STUDIO FIVE(スタディオファイブ)」といったワコールのラグジュアリーブランドのランジェリーを、モードとして着こなすという試み。誌面企画に連動して、4月15~21日には、伊勢丹新宿店本館1階 ザ・ステージに、田中氏がプロデュースするワコールの期間限定ショップがオープンする。店頭では、AyaBambiのダンス動画が見られるほか、実際のパフォーマンスを生で見ることもできるという。
今回の映像は、同誌面企画を、AyaBambiのダンス表現をより生かす形で再現する狙いがある。映像の本編は、ワコールと『ファッション通信』公式サイトにて公開予定。