クリエイターと創り出す新しい旅のかたち
「クリエイター参画で地域は活性化できるのか」をテーマに、月刊『ブレーン』の新しいプロジェクトがスタートする。「旅」+「クリエイティブ」で「旅クリ」。クリエイターや地域の方々と共に地域の魅力を伝える新しい旅や遊びのかたちを創りだし、それを広く伝えていくプロジェクトだ。
「旅クリ」の第1弾は、長崎県佐世保の九十九島(くじゅうくしま)と呼ばれるエリアが舞台。自然、歴史、食、文化など多様なプロモーションポイントがありながら、全国での認知度が低いことが課題となっている。佐世保の観光といえば、「ハウステンボス」や「佐世保バーガー」は全国的にもよく知られているが、ハウステンボスから至近距離にあるにもかかわらず、九十九島まで足を運ぶ人は少なく、またその魅力を知る人も少ない、「眠れる観光資源」である。
地域活性クリエイター養成特別講座を開講
今回のプロジェクトの目的は九十九島の全国での認知度を高め、同地を訪れる観光客を増やすこと。そのために、“地域活性クリエイター”を養成するための特別講座「九十九島大学」を開講する。
クリエイティブディレクターとして、商品のブランディングのみならず、都市開発など国内で数々のプロジェクトを成功に導いてきた小西利行氏が九十九島大学の校長を務める。さらに、博報堂ケトル 木村健太郎氏、プロデューサーのおちまさと氏はじめ、様々な分野で活躍するトップクリエイターたちをゲスト講師に迎え講義を行う。さらに、九十九島の魅力を良く知る地元のエキスパート(佐世保市役所職員、観光ガイド、シーカヤッカー、アーティスト、漁協職員、料理人など)も参加してのワークショップもあわせて実施する。
九十九島大学のミッションは、九十九島でできる楽しい旅や遊びのプラン=「九十九島でやるべき99のこと」を開発すること。受講生は、それらを伝えるためのコミュニケーションも企画し、ときに自らも体験しながら発信する。
現在、5月下旬の開講に向け、4月17日まで受講生を募集している。
「旅クリ」~特別講義「九十九島大学」 募集概要
●実施概要
・開催日(1泊2日・全5回) 5月下旬/ 7月/ 8月/ 10月/ 12月
・場所:佐世保市 九十九島
・講師:小西利行さん(POOL)ほかゲスト講師
・人数:9名限定
・受講料:無料(佐世保までの交通・宿泊費は自己負担)
●受講条件
・課題試験に合格された方
・全5回の講義およびワークショップに極力参加できること(開催日は基本土日を予定)
・佐世保までの交通・宿泊費は自己負担いただける方
・宣伝会議の雑誌やWebなどに顔や名前が掲載されることを許諾いただける方
●課題試験
・九十九島の認知を上げることを目的としたWebサイトのアイデア
・自身の特技、スキル特設サイトより上記2点をご提出ください(締切4月17日)
●詳細は特設サイトにて