ビッグデータの分析・活用は全体の 1/3 にとどまる
ウェブ・デジタルマーケティングにおける施策の実施状況では、「ウェブサイトリニューアル・コンテンツ更新」が最も実施比率が高く全体の 85%が実施している。次いで、「アクセス解析・効果測定(66%)」、「ソーシャルメディア運用(59%)」の順に実施比率が高くなっている。大きなトレンドでもあるビッグデータ分析・活用は全体の 35%と、全体の3 分の1程度しか実施できていない現状が見られる。
ウェブ・デジタルマーケティング施策の効果 5 割が「期待以下」
ウェブ・デジタルマーケティング施策の効果について、各施策に「取り組んでいる」と回答した人のうち、「効果が出ている」「やや効果が出ている」と回答した人の比率を見ると、最も高い割合を占めている「ウェブサイトリニューアル・コンテンツ更新」でも 58%となっており、4割以上が期待した効果が出ていないことが読み取れる。
「オンラインメディアの広告出稿」では、効果が出ていると44%が回答しているが、約6割が効果を実感できていないことが見て取れる。ウェブ・デジタルマーケティング施策全体でみれば、概ね5割が期待した成果がでていないと判断していることが見て取れる。
調査データ
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:ウェブ担当もしくはデジタルマーケティングに従事している20~69歳男女※調査会社が保有する調査パネル
調査日時:2014年11月17日~11月18日
有効回答数:340サンプル
※IMJG調査レポート
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