本田技研工業は24日、Hondaウエルカムプラザ青山にて新CM発表会を行った。大学生を中心とした若くて活動的な層をターゲットとして「通勤・通学に便利な足」という従来のイメージではなく、原付バイクを使うことによる「楽しさ」、「仲間との遊びの広がり」を表現。
イメージキャラクターには大学生からの支持が高く、同じ目線でメッセージを伝えることができるゴールデンボンバーを起用した。
街中を歩いている大学生に原付バイクに乗ったゴールデンボンバーの4人が話しかけ、一緒に遊びに行くという内容。イメージソングはCM用に鬼龍院翔さんが作詞・作曲した。
また、メンバーの歌広場淳さんは同CMのために免許を取り、公道を走るのは撮影日が初めてだったという。
同社が新車発表でなく新CMの発表会を開催するのは珍しい。これには、日本自動車工業会などの二輪車関連団体と地方自治体が2014年に発表した「二輪車産業政策ロードマップ」が影響している。
日本の二輪車産業の発展・成長を図るための施策として、同社は原付バイクの需要喚起が必要と考え、若くて活動的な層をターゲットとした。新CMほか、SNSや大学の学園祭とのコラボレーションを行う予定。