横浜DeNAベイスターズ、女性FC会員が4.5倍に 日本酒も開発

横浜DeNAベイスターズは5月23日から、女性に向けたオリジナル純米吟醸生酒「しゃんぽん しらほし」を限定1000本で発売する。同球団がオリジナル日本酒を製造するのは初めてで、昨年流行語にもなった「カープ女子」を筆頭とした女性の野球観戦熱の高まりを受け、さらなる女性ファン獲得につなげる狙い。

横浜DeNA ベイスターズでは、これまでも女性ファン向けに様々なイベントやチケット施策を実施している。こうしたかいもあり、2012年から3年間で公式ファンクラブ「B☆SPIRIT友の会」の女性会員数は約4.5 倍に増加。来場者調査では、平日・週末ともに、3 分の1 以上を女性ファンが占めるほどの人気ぶりだ。

女性来場者から「スタジアムで女性が飲めるお酒がもっと欲しい」といった声を受け、開発に着手。1767年創業の老舗酒蔵「今代司酒造」(新潟市)と横浜DeNA ベイスターズの女性スタッフが1年近くデザインや味を吟味し、野球観戦中に飲みたくなるような、すっきりとした味わいが特徴のスパークリング日本酒が誕生した。

横浜DeNA ベイスターズのコンセプトショップ「+B(プラス・ビー)」(横浜市・中区)で販売する。発売を記念し、5 月 9 日には、「HARD OFF ECO スタジアム新潟」で行われる対読売ジャイアンツ戦で、女性限定無料試飲会も実施する。


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