【前回のコラム】「松下先生とシャープペンシル。(「自称」脱却大作戦2)」はこちら
こんにちは。最近、息子(10ヶ月)の保育園への送り迎えを始めた藤倉郁浩です。
最初の頃はギャーギャー泣いていたのですが、今では他の園児たちと一緒にアウアウ言いながら這いまわり、おもちゃというおもちゃをベロベロと舐め、イケイケな保育園ライフを送っているようです。
むしろ休みの日の方が不機嫌なくらいで、やっぱり友だちと一緒に過ごすのが楽しいのかなぁ?と、早くも親離れの寂しさを味わいつつある今日この頃です。
というわけで(?)、最終回は講座の友人たちについて書きます。
講座の真価は授業後にあり!?
僕が通っていたコピーライター養成講座上級コースでは、講義後に必ず懇親会(という名の飲み会)が行われていました。
学校でも会社でも同じですが、どんな組織にもなぜか必ず幹事の資質を持った人がいます。幸い僕の同期にも、コピーよりも幹事の才能に恵まれたO氏という人物がおり、いつも平気で20人くらい集めていました。先生方もほぼ毎回参加してくださいました。
ハッキリ言って、これだけでも講座に通う価値は十分にある、と僕は思っています。
だって、どれだけ広告やコピーの話をしても、誰にも嫌がられないんですよ!
家だったら、妻に飽きられ、猫に逃げられ、息子に泣かれてしまいます。それがここでは、嫌がられるどころか、みんな広告やコピーの話に食いついてきます。
話題は広がり、深まり(最終的には酔っ払ってほぼ忘れてしまうのですが笑)、近くで飲んでいた基礎コースの人たちもいつの間にか一緒に語り合っている。そして、コピーコミュニティーは無限に広がっていく。
ここで築いた友人関係は、今の僕にとって大きな宝です。
あの頃のように毎週は会えないけれど、同期がOCC(大阪コピーライターズクラブ)賞を獲っただとか、ネーミングに携わった商品が発売されただとか、新しい講座に通い始めたとかいう話を聞くと、「よし、僕も頑張ろう!」と素直に思えるのです。
そこには、ある一定の期間、同じ目標に向かって頑張った者たちの間にだけ芽生える、いい意味でのライバル心と友情が息づいていると思うのです。(だからO氏、また飲み会企画してね!)