面接で「グラビアをやっていたこと」は隠していた
中村:「すぐおわ」は就活生を応援している番組なので、就職活動についても聞いてみたいと思います。
澤本:グラビアをやっていて、そこから就職しようと思ったわけじゃないですか。グラビアはもともと大学でやめようと思っていたの? 就活はどうしたんですか?
T:大学でやめようと思っていました。就活をしなければと思ったのですが、やる気が起きなくて。今はみなさん3年生のはじめぐらいから活動されていると思うんですけど、私がはじめたのは4年になってからで、そのときにまだ受け付けている企業に応募しました。
中村:何社ぐらい受けたんですか?
T:2社しか受けてないです。
中村:サクッと入って。ちなみに、どんな業種ですか?
T:説明が難しいんですけど、最初は代理店でした。広告業界で、車をPRしていました。
澤本:うまく言えないけど、「なんとかガール」みたいなことでしょ?
T:はい、そうです(笑)。
中村:そこから、どういうきっかけで転職したんですか?
T:車のPRをやっていたときに色々な企画を見せてもらって、私は「これをやってね」というところだけやっていたんですけど、そのうち企画のほうをやりたいなと思うようになって。
澤本:つまり、その時は出る立場だったんだよね。車の発表会とかに出る立場だったけど、企画書を読んでいくうちに、私は考えるほうがいいなと思ったと。
中村:それを相談した方というか、広告業界の「そうか、そうか」と言ってくれた方とは付き合っていたわけではない?
T:ないです。転職の時期かなと思って、会社を辞めてから転職活動をしました。
権八:就活の面接のときは、「グラビアをやっていました」と言ったわけですか?
T:いえ、全く言いませんでした。
中村:そこは男らしいんだね。ちなみに志望動機はどんな感じで話したんですか?
T:これまでPRをやっていて、企画のほうに携わりたいみたいなことを言った気がします。
澤本:就活の時にグラビアを語ったり、使ったりしたことはない?
T:ないです。
澤本:聞いてみたかったのは、そういうのは得なのか、損なのかということなんだけど、言ったことなければわからないね。ちなみに人生上では得だった? 損だった?
T:得だったと思います。話題のきっかけにはなったかなと。
澤本:初対面の時も、そういう紹介のされ方するもんね。
T:今の会社も私が入社する前から、色々ググってくださっていたみたいで。入社した瞬間から「これ、やってたの?」みたいな感じで聞いてくださることが多かったので、きっかけとしては良かったのかなと。
澤本:今、仕事をしていてそれは活きている? お得意様と話をしたりする時に、そういう話題から入りやすいとかはあるのかな?
T:今はあまりないですね。仕事以外の会食とかの場では話題として、「どうだったの?」「どういう感じなの?」みたいな感じで聞かれることはあるので、その話題作りとしてはいいのかなと思います。
澤本:広告業界に入ってみてどうですか? 仕事的には?
T:激務と聞いていたのですが、想像以上の激務でした(笑)。
権八:広告業界も広いじゃない。具体的には、どういうことをされているんですか?
T:今は飲料クライアントのメディアのラジオ担当をしています。
中村:思ったより具体的に語ってくれましたね(笑)。ラジオ担当ならこういう現場も割とよく見てたりするんですね。
T:普段は収録を外から見てます。
権八:例えば、この番組にそういうスポンサーをつけてくれたり…できませんか?
中村:この番組はスポンサーがいない孤高の番組ですからね。ぜひ、ください、この孤立無援の状態に。
T:が、がんばります。
権八:でも、スポンサーがいたほうがいいか微妙なところもありますよね。
澤本:スポンサーがいると、なかなか言いづらいことも出てくるからね。