サントリー食品インターナショナルは5月12日より、サントリー緑茶「伊右衛門」をリニューアルして発売する。新「伊右衛門」は春・夏・秋・冬と日本の四季に合わせ、お茶の味わいを変えていく点が特徴で、5月11日には発売に先立ち、東京・東郷記念館にてメディア関係者を集めてサントリー「伊右衛門」四季飲み比べ茶(サ)ロンが開催された。
サントリー緑茶「伊右衛門」の発売は2004年。発売から10年が経過し、緑茶飲料を取り巻く環境は変化している。イベントに登壇した、サントリー食品インターナショナル 食品事業本部 ブランド戦略部の沖中直人部長は「発売当時は、まだ緑茶飲料の体験は急須のお茶がベースになっていたが、今はペットボトルのお茶が浸透し、さらに今後ますます浸透していくと予想される。一方で発売当時も現在も変わらないのは、『日本の文化』『日本の良い習慣』といった、日本人の緑茶飲料自体に対する認識。お茶の飲まれ方は変わっても、お茶と日本人の本質的な関係は変わっていない点に着目し、今回のリニューアル企画が実現した」と話した。
新「伊右衛門」は「もっとも日本らしさを感じる飲料」という、ブランドビジョンを掲げ、日本らしさの一つの象徴として豊かな四季を表現。季節によって、人の水分摂取量や嗜好、飲用実態が異なる点に着目し、季節に合わせて味わいを変えていく。
「これまでも期間限定で発売される季節限定商品はあったが、スタンダード商品で四季に合わせて、味わいを変えるのは初めての試み」(沖中氏)という。
また広告展開は発売以来、一貫して本木 雅弘、宮沢りえを起用してきたが、新「伊右衛門」でも、このシリーズを継続。「おいしさが、四季で変わる」をキーメッセージに新CMを放映する。
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