アマゾンジャパンは11日、他社運営のEコマースサイトで、配送先住所やクレジットカード情報などAmazon.co.jpの登録情報を用いて支払いができるシステム「Amazon ログイン&ペイメント」の提供を始めた。同日から劇団四季のチケット販売サイト、出前サービスを集約した注文サイト「出前館」の2サイトが導入している。
アマゾンジャパンは決済ごとに一定の手数料を受け取る。システム導入の初期費用はかからない。同社広報は「まずは普及をめざしたい」としており、1件あたりの料率は抑えている模様。クレジットカード情報はアマゾン側のセキュリティシステムで管理され、
導入サイトなど外部に渡ることはない。
米国ではすでに実施中で、「Amazon ログイン&ペイメント」を導入したEコマースサイトは、注文成約率が10~34%向上した例があるという。
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