デジタル体験はもっと身近になっていく
——新しいデジタル体験への期待はますます高まりますが、今後皆さんはどのような展開をお考えですか?
秋山:最先端のテクノロジーを使いながらも、誰でも直感的に操作ができるものを目指して、いろいろと開発中です。既に「GRID VRICK(グリッドブリック)」というものを開発しています。これは、おもちゃのブロックで作った間取り図から3DCGの家を生成して、その中をウォークスルーできるものなのですが、実際に販売に向けて動いているところです。
小林:エモパーはユーザーのコンテクストがわかるのが強みです。例えば、お客様がどこか特定の場所に近づいたことがセンシングできるシステムは他にもありますが、「会社から家に帰ってきた」ことまでわかるシステムはなかなかありません。そういったコンテクストに則した関係がお客さまとつくれるようにエモパーをもっと進化させていきたいと考えています。また、他の業界からも興味を示していただいており、さらに新しいお付き合いができればいいなと思っています。
萩原:MESHは事業化を目指して今頑張っているところですが、事業化以外にも、このツールを使って他にどんなことができるのかを、オープンな場で様々な方と一緒に考えて行きたいなと思っています。これまでも不動産メーカーとのハッカソンイベントなどを開催していますが、これからも可能性を追求していきたいです。
——こうしたプロダクトは、これまでになかった他企業とのつながりも促進していきますね。今後の動きにも注目していきたいと思います。今日はありがとうございました。
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