ピンクリボンとは、乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボルです。「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」との想いから1980年代にアメリカで発祥し、2000年ごろから日本でも盛んになってきました。乳がん検診の早期受診を呼びかけるために、行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、様々な活動を行っています。
今、日本人女性の12人に1人が乳がんになるといわれています。乳がんは早期に発見すれば治癒率の高いがんですが、毎年1万3千人を超える方々の命が失われています。
ひとつでも多くの命を守るため、検診への一歩を踏み出してもらえるようなインパクトのあるポスターデザインとキャッチフレーズを募集します。
作品募集要項
■募集期間
2015年5月10日(日)~6月30日(火)
■募集部門
・ポスター部門 A/B
A:「ピンクリボンは、運動ではなく、行動です。」
上記コピーを使用したポスターデザインを募集します。
B:「親子」をテーマとした検診受診を促すポスターデザインを募集します。
家族への愛情がこもった作品であれば、親から、子からなど視点は問いません。
・コピー部門
「キャッチフレーズ」もしくは「キャッチフレーズ+ボディコピー」言葉の力で検診を呼びかけてください。
■各賞
・ポスター部門 A/B
グランプリ 50万円 1点
優秀賞 各2点(合計4点)
入賞 各2点(合計4点)
・コピー部門
グランプリ 10万円 1点
優秀賞 2点
入選 2点
※ポスター部門の課題コピーや、乳がん啓発のためのPRツールとしてピンクリボンフェスティバルで使用することがあります。
■審査員
審査員長
中村 禎 コピーライター、クリエイティブディレクター(株式会社電通)
審査員
- 内田 喜基 アートディレクター(株式会社cosmos)
- 国井 美果 コピーライター(株式会社ライトパブリシティ)
- 田中 千絵 アートディレクター(株式会社ストライプファクトリー)
- 中村 聖子 クリエイティブディレクター、コピーライター(中村聖子株式会社)
- 三井 明子 クリエイティブディレクター、コピーライター(株式会社アサツー ディ・ケイ)
<審査員長からのメッセージ>
今年のピンクリボンデザイン大賞は、コピー部門も復活します。かつての秀作コピーの中からポスターをつくる部門もあります。
いままでよりいっそう心に届く、記憶に残るメッセージをお待ちしています。そのコピーを、そのポスターを見た、一人でも多くの人を助けるために。