新技術導入は話題性を武器に
高須:新しいメディアや技術を取り入れるとき、社内を通すのが難しい場合もあります。上路さんはその進め方で工夫されていることはありますか。
上路:モデル実証という最初の階段が必要です。先端テクノロジーの場合、「業界初」がブランディングにつながることを伝えて、企業を説得しています。同時に味方をたくさん作ることも大切です。ほかに実験に乗り気になっている企業名を出していくことも大事ですね。
川合:デジタルサイネージに対し、出稿する立場から期待することはありますか。
高須:デジタルサイネージには出稿コストが高いというイメージがあります。ただ媒体の価値は、中身によって変わるものだとも思うので、メディアとそれを買う側という立場ではなく、一緒に企画を作るという形で、場所や内容など、仕事単位で価格が変わっていく、そんな作り方にトライできれば楽しそうですね。
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