宛名なしで送れるDMとは?〜新規顧客獲得、店舗集客の新潮流

宛名なしDMの可能性

小野 通常DMと言うと、宛先が必要ですが、宛名なしDMは、自分たちの顧客リストにない層を新規顧客として広げていきたいときに役立つ手法です。

稲川 企業が保有する顧客リストだけでは、どうしても先細ってしまいがちです。広範囲に一度、宛名なしDMを試して、そのレスポンスデータを分析することで、精度を上げていく、または当社の既存顧客分析システムで、簡易的なターゲット像を導きだし、そのターゲットと類似する層が居住するエリアに拡張していくような使い方をすると効果的です。

小野 折込広告より細かくターゲットエリアを特定し、接点ができる仕組みですね。今まで顧客台帳でしか接点のなかった企業が、こういった方法で顧客との接点を増やすことができるのは非常に面白い。

折込広告は、新聞を購買していないと届きませんし、EメールのDMもメールボックスに大量に届く売り込みメールは、基本的に開封しないですよね。さらに自分の名前が書かれたものが知らない企業から送られて来たら、怪しいと感じてしまう。こういった環境の中で、宛名なしDMの可能性は広がりそうです。

稲川 ウェブサイトを通じて情報を発信する場合も、ターゲットに検索する意思があれば、情報に接してもらえますが、自社の商品についてそもそも関心がない人に対しては、情報が届きにくい。

しかし宛名なしDMだと、ポストにDMが届いていて、興味喚起から顧客獲得まで発展していく可能性があります。要するに潜在的に関心のあるものに対して、DMとの出会いによって、購買意識が顕在化されるということです。

しかもDMで顕在化された顧客は、競合と比較したり浮気しにくい傾向にあります。ウェブだと他社のサービスとすぐ比較ができてしまうのですが、紙だと物理的に不可能なので。

小野 なるほど。たしかに浮気はしにくいかもしれません。車や住宅などの高額商品は、じっくり検討していく高関与商品なので、購買行動の意思決定のプロセスが長期にわたります。そういうものにも、宛名なしDMは合いますね。

稲川 そうですね。新聞の購読数も減っている中、なかなか折込広告が効かなくなっていると感じている企業、ウェブの施策をやりつくして次なる方法を探している企業には、宛名なしDM「エリアダイアログ」をぜひ一度試してもらいたいですね。

宛名なしDM「エリアダイアログ」を潜在顧客に届ける

ヤマトダイアログ&メディア

宅急便を中核事業とした総合物流企業であるヤマトグループが持つ、配達力とソリューション提案力。そして世界最大規模のロジスティクス・グループであるドイツポストDHLグループが持つダイレクトマーケティングのノウハウが融合した企業。

2006年設立。略称はYDM。マーケティング課題と結果を共有できるダイレクマーケティングパートナーとして、マーケティング課題に対しソリューションをワンストップで提供し費用対効果を向上し続けている。

新規顧客の獲得・店舗集客プロモーションの新定番「エリアダイアログ」は、同社独自の分析手法により、ターゲット含有率の高いと思われる地域を選び、町丁目単位で宛名のないDMを配達するというもの。この結果、効果の高い販促の実施が可能となる。

YDMでは、ダイレクトマーケティングのプランニングからDM表現、発送エリアの選定までをトータルにサポートする。

また、納品前の仕分け作業が不要なことや、宛名なしDMのお届け先からDM配達に関する問い合わせがあった際も、クライアントではなく、同社が受け付けるきめ細やかなサービスが好評を得ている。


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お問い合せ
ヤマトダイアログ&メディア株式会社
〒105-0013 東京都港区浜松町2-1-17 松永ビル4階
TEL:0120-91-1770
◇トップページ
http://www.yamato-dm.co.jp/
◇エリアダイアログサービスページ
http://www.yamato-dm.co.jp/media/kuroneko_area/md-01_01_area.html

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