キユーピーは6月2日から、宗教上戒律のあるイスラム圏の人でも食べることができる「ハラル認証」を受けたマヨネーズ「マヨネーズ ジャパニーズスタイル」の販売を日本国内でスタートする。近年増加する日本在住のイスラム教徒やイスラム圏からの訪日外国人がターゲットで、家庭やレストランなどでの需要を見込む。年間で1万2000本の販売を予定している。
この商品は、キユーピーの海外子会社であるキユーピーマレーシアが製造した商品を輸入したもので、「キユーピー マヨネーズ」に近い、卵黄のコクを活かした味わいが特徴。
販売ルートはネット通販が主だが、その後は小売店のハラルコーナーのほか、ホテル内レストランや国際空港、大学生協などでの販路拡大を図る。また、今後は業務用小袋タイプのマヨネーズなど、需要に合わせてバリエーションを増やしていく予定。
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