【執筆】
博報堂 藤本真理子
今年、2年目を迎えたライオンズヘルスは、「Life Changing Creativity」をテーマに開催された。総エントリー数は、1862作品(ファーマ432作品、ヘルス&ウェルエス1430作品)と昨年度より30%上昇した。
会場も、昨年度は1フロアで構成されていたが、2フロアでの開催と規模を拡大し、ヘルスケア領域の発展と重要な課題について、Creative Inspiration, The Big Issues, Creative Tool & Innovation, Knowledge Huddle、4つのステージに分かれ講演が行われた。
また、新たな取り組みとしてヤングライオンヘルスも開催。同コンペは、日本からも直接応募することができるので、来年度以降チャンスのある方は是非ともチャレンジしてみてください。
尚、日本からは、Health & Wellness部門の銅賞にカゴメ「ウェアラブルトマト」(博報堂)、Pharma部門の銅賞に筑波大学附属桐が丘特別支援学校「Eye Play the Piano」(博報堂ケトル)が入賞。
ヤングライオンズヘルス
得意先:UNILEVER, UNICEF
課題:世界中のヘルスシステムを強化することによって、何万人の子供達の命を予防可能な病気から救う。
優勝チーム:THE ESSENTIALS
Mr. President, London
Ryan Price、Cece Chu氏
優勝チームアイデア:スーパーマーケットで中身が空の食品&飲料を売ることで、その売り
上げを物資寄付に。また、バーコードを使うことでWebサイトに誘導し、有名人を使いTwitterなどで拡散。
*ショートリストをご覧になりたい方はこちらよりご覧ください。
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