カンヌ3日目ーアウトドア部門/クリエイティブエフェクティブネス部門/PR部門/メディア部門/グラス部門審査員インタビュー【編集部カンヌ通信】

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さて、長くなってしまいましたが、あと2部門テンポよく行きましょう。

クリエイティブエフェクティブネス部門の審査委員長は、コカ・コーラ ノースアメリカのシンディ・クラーク。彼女によれば「クリエイティブはビジネスドライバー(ビジネスをドライブ/加速させるもの)であり、クリエイティブとビジネスは互いに高め合うものでなければならない」。

こうした基準で選ばれたのが、VOLVOの「Live Test」シリーズ。昨年ヴァン・ダムの登場するCMで話題をさらったシリーズです。再びボルボの受賞となりました。このキャンペーンにより、稀に見る拡散・露出効果とトラックの購入以降を高める結果を出しています。

そして、新設のグラスライオン。審査委員長は「NYの女王」を呼ばれるシンディ・ギャロップ(BBHニューヨーク前会長)。グラスライオンの解説は電通 銭谷侑さんの熱のこもったレポートをご覧いただければと思いますが、プレス用の記者会見でシンディは「応募作の地域的広がりに驚いた。違うカルチャーの国でも共通している問題であるということ、それがグラスライオンの重要性だ」と話していました。

一つ残念というか、やはりと感じたのは、記者会見会場の多くが女性プレスで埋められていたということ。ここに男性のプレスを呼び込めるかどうかも、グラスライオンの腕の見せ所だと言えるかもしれません。

来年以降のこの部門に、引き続き注目したいと思います。

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プレス用の会見で熱心に話すシンディ・ギャロップ。キャラクターの濃い審査員が揃っています。「僕たちは、ここではマイノリティなんだよ!」と男性審査員がジョークを飛ばしていました。

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