江崎グリコは25日、「パピコ」の今夏の需要期に向けたキャンペーンを開始した。企画の軸は、「パピプペパピコゲーム」なる指さしゲーム。7月1日にオンエアされるテレビCMでは、AKB48の中心メンバーがこのゲームに興じる様子が写し出される。
パピコ AKB48「パピプペパピコゲーム」篇
パピプペパピコゲーム ルール説明
ゲームの遊び方は次のとおり。AKB48メンバーによる解説ムービーもある。
(1)「パピコ」 と言って誰かを指差すとゲームが始まる。
(2)「パピコ」 で指差された人は「ピピコ」 と言いながら次の誰かを指差す。
(3)以降、「プピコ」「ペピコ」「ポピコ」 とパピプペポ の順番で、かけ声とともに次の人を指差していく。
(4)パピプペポ が1周し、「ポピコ」と指差された人は規定のポーズ(つっぱりポーズを左右交互に繰り返す)を取りながら、「何度やっても同じこと」 という決め台詞を言い、さらに次の人を 「パンパピコ」 のかけ声とともに指名する。
(5)2周目からは「パンパピコ」→「ピンピピコ」→「プンプピコ」→「ペンペピコ」→「ポンポピコ」というかけ声に変わり、次の人を指差していく。
(6)「ポンポピコ」まで1周したら、一巡目のときと同じポーズと決め台詞を言う。
(7)3周目は「パンパンパピコ」「ピンピンピピコ」…4周目は「パンパンパンパピコ」「ピンピンピンピピコ」…と、周回を重ねるごとに頭につける文字の数が増えていく。
(8)言い間違えたり、順番を守らなかったり、決め台詞を間違えると負け。
1977年に発売したロングセラーブランドのパピコ。ターゲットは子どもだけでなく、学生や社会人、親子や家族と幅広い。今回のキャンペーンでゲームという形をとった狙いについて、電通 関西支社 クリエイティブディレクターの中尾孝年氏は「ゲームの『一緒に楽しむ』という特性は、(2本に割って食べられる)パピコの『一緒に食べられる』という特徴ととても相性が良い。明るく楽しいゲームの世界感は、パピコの明るくポジティブなイメージとも合致します。そして何よりも、SNSとの相性も良く、みんなが遊んでくれることが広告になるというのが、最大のメリットだと考えています」と話す。
「アイスの実」の「江口愛実」、「ポッキー」の「デビルニノ」など、これまで中尾氏はグリコブランドの広告、キャンペーンを多数手掛けてきた。「僕が今まで担当したポッキー、アイスの実、パピコはどれもロングセラー商品です。抜群の知名度がある一方で、目新しいニュース性がないという一面もあります。だから、常に『広告でニュースをつくる』ということを意識しています。…と言うのは簡単ですが、これで本当にニュースになるのか?世の中がザワつくのか?と、毎回死に物狂いで企画を考えています」と話した。
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