顧客に価値を提供でき、社員が成長する仕事のみを担う。
同社の仕事はすべてが直接取引。それも、顧客に価値を提供できた上で、社員の成長にもつながる仕事か、チェックシートを用いた上で、積極的に引き受けている。
直接取引にこだわるのは、貢献機会・成長機会を最大限生かすためだ。教育制度によって社員同士に共通言語があり、職種に関係なく全メンバーがプロジェクトの全体像を把握し、例えばソーシャルメディアを活用した消費者インサイトの発見から、ストラテジーの策定、クリエイティブの効果テスト、ソリューション展開まで携わる。
「こうした点は、他社と比べ私たちが秀でている部分。他にはないものを提供することで、FICCは“新しい価値の創造”を実現していきます」。
クリエイティブの力で消費者へ価値提供していく。
最近では売り上げに貢献すると共に、ユーザーにも喜ばれ、楽しんでもらえるプロモーションを多数手がけている。
例えば、ニキビケアブランド「クレアラシル」の仕事では、若年層から人気を集める「カゲロウプロジェクト」の登場人物が、同ブランドのイメージキャラクターに就任する記者発表会を開催。発表会をニコニコ動画で放送し、発表会後に就任キャラクターが同商品サイトをジャックするといった、若者が友達へシェアしたくなる仕掛けを施した。
「シュウウエムラ」の本店リニューアルでは、店頭ウィンドウにサイネージによるデジタル時計のシステムを構築した。また期間限定で、必ずプレゼントが当たるスロットゲームもサイネージで展開。通行人が気軽に参加できるインタラクティブなコンテンツで、店舗への集客に貢献した。
他にも、スパークリングワインブランド「カフェ・ド・パリ」のプロモーションでは、イベント企画や特設ブースの制作を担当。同ブース内で乾杯をするとプロジェクションマッピングが作動し、楽しい時間を盛り上げると共にその時の写真・動画・商品をプレゼントする施策で、SNS上の拡散とトライアルの獲得を達成した。
「クライアントに利益があることは当然として、ユーザーにも利益がある施策を通して、クライアントやブランド、ひいては日本の成長に影響を及ぼしていきたい。“デジタル”の分野は急激なスピードで拡大を続けており、決してマスターはできない分野。その分、新たなことが次々に生まれる未来に向かって、学び続けることもできる。さらなる価値提供を施すために、FICCはこれからもこの分野を追求し続けていきます」。
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