まとめサイトで海外にも拡散、台湾から観光客もやってきた「文の里商店街ポスター展」by日下慶太(電通関西支社)

報道機関22社を誘致、密着取材も入りパブリシティ拡大

制作段階からクリエイターたちを追いかけたいということで、テレビ局が3局、密着取材が入った。さらなるパブリシティを活用しようと、プレスリリースを流した。

ただ、前回ポスター展で知り合ったメディア関係者にファクスを流すだけでは効果がないと考え一人ひとりに丁寧に資料を送った。これが功を奏したのか、22社44回の報道があった。メディア効果は約4億円にもなった。

さて、実際に始まったポスター展、200枚を超えるポスターがアーケードに展示された。地元の買い物客はもちろん、メディアの取材効果も多々あって、大阪だけではなく、北は北海道、南は九州まで日本全国から人が訪れた。

スタートから2カ月後には「ポスター総選挙」も実施した。選挙の掲示板を模して、ベニヤ板に各店舗のポスターを掲出し、投票を呼びかけた。その投票総数は6709票。

こちらが堂々のグランプリ。キャッチコピー賞とのW受賞であった。

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C:前田将多 D:瀧上陽一 撮影:日下慶太

準グランプリはこちらの2点。

C:小堀友樹 D:茗荷恭平 モデル:茗荷義雄

C:上野由加理 D+撮影:西尾咲奈

ビジュアル賞。

C:藤原乙女 D:烏野亮一
撮影:島根昌道 モデル:新良エツ子

大阪商工会議所・佐藤会頭賞

C:橋本隼人 D+イラスト:水谷佳苗

流通活性化委員長賞

C:松下康祐 D:川上沙織 撮影:小堀友樹

2014年2月12日の商店街フォーラムで表彰式があり華々しく文の里商店街ポスター展は終了した。

次ページ 「終了5カ月後、まとめサイトから全国キー局の取材へ波及」へ続く

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