定着するか ニュースアプリで記事カテゴリーのスポンサード

ニュース閲覧アプリ「SmartNews」運営のスマートニュースは1日、内容やメディア別に記事をまとめる「チャンネル」そのものにスポンサーをつける取り組みを始めた。第一弾として、働き方や転職の話題を集めた「キャリア」チャンネルのスポンサーに転職支援のエン・ジャパンを迎えた。

ニールセンの調べでは、「SmartNews」を月に1度以上利用する人の数は2015年5月現在、454万人に上る。

「キャリア」チャンネルには、エン・ジャパンの転職支援サービス「エン転職」のロゴを配し、「提供」と付記した。ニュース記事の選定には手を加えておらず、競合サービスの記事も見られる。ただしチャンネル内の広告枠はエン・ジャパンが独占使用する。

エン・ジャパンの担当者は、スポンサードする期間について「最低でも1年間」と話した。有効求人倍率の高まりを背景に同社はプロモーションを強化しており、新たなユーザー獲得・認知拡大を図ることが目的だという。

成果指標は、「キャリア」チャンネルを自分のアプリ画面に表示させた人の数や、広告の閲覧状況などがベースとなるようだ。

記事カテゴリー全体に広告主をつける取り組みは、ニュース閲覧アプリ「NewsPicks」も2014年11月に始めている。「イノベーション」をテーマとしたカテゴリーで、広告主は日本IBM。15年7月1日現在、継続している。


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