ロコンド、171ブランドの返品理由を掲載 注文の精度高める

数値上は同じサイズでもデザインによって履き心地が異なったり、足の形によってもフィット感に違いが出る。ファッション通販のロコンドは、過去1年間で1000点以上返品された171のブランドを対象に、利用者の声を紹介することで、よりイメージに近い商品選びができるようにした。

靴をはじめとしたファッション通販サイト「ロコンド」は2日、過去1年間に1000点以上返品された計171ブランドの返品理由を掲載し、顧客が自分に合った商品を選びやすくした。ブランドごとに、数値よりもサイズが「大きく感じた(ため返品した)」「小さく感じた」という声をグラフで示す。各商品の詳細ページからアクセスできる。

「ロコンド」は、購入後、自宅内で試し履きしても30日間は返送料無料で返品できるサービスが売り。そのため利用者が、返品を前提にサイズ違いで同じ商品を買い、ぴったり合う靴を探すケースも珍しくない。1日あたりの出荷数はおよそ3000点で、そのうち3割ほどが返品されるという。商品イメージの精度が高まれば、返送にかかるコストを抑えられる。

返品理由はサイズ以外にも集めているが、ロコンドの広報担当者は、「当面は紹介する考えはない」とした。同社の2014年度の取扱高は取扱高75億円。​


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