その場で診断可能な「スマホ版」 今後は業界ごとの標準点も提示
企業によっては、最初から訪問・ヒアリングされることに対する抵抗感がある場合や、今すぐにある程度の結果を知りたいという状況もあるだろう。そうした場合は、より簡易に診断できる「スマートフォン版」もある。こちらも同様に無償で3分野の分析を行うことができる。
竹内氏は「ひとつの分野について、10分ほどで回答が可能。簡易版ではあるが、何が課題なのかをまず把握するには十分だ。診断結果のページをそのまま資料にも活用できるよう、結果ページのURLをメール送信する機能や、さらに詳しいことが分かる、訪問しての診断をすぐに申し込めるようにもしている」と話す。
DMIQTMは、「診断した後どうするのか」「課題を解決できるのか」と悩まなくてもよいように、診断後の具体的なアクションプランに紐づくように設計されているのも特徴。
加藤氏は「課題の可視化からアクションプランまでが見えるので、企業としても改善に取り組みやすい。予算取りなども含め、有効に活用できるはず」と話す。
現在は、IMJの設定する標準点は1種類だけだが、このサービスの利用企業が増えれば増えるほど、データが蓄積されていく。今後は、利用企業を増やすことで、業種ごと・企業規模ごとの標準点を導き出し、より精緻な診断ができるようにしていくという*。
*取得するデータは業種と企業規模のみで個別企業名は含まず
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