にんべん、山本海苔店といった東京・日本橋の老舗企業5社は7日、周辺エリアの活性化に取り組むプロジェクトをお披露目した。第一弾企画として、料理の腕前に定評のある俳優・速水もこみちとオリジナル商品「まぜるふりかけ」を開発。同日、日本橋三越本店で商品発表会が開催された。
今回の企画は「MOKOMICHI×NIHONBASHI共同プロジェクト」と銘打ち、日本橋で町の案内所を運営するスパート(東京・新宿)とのタッグにより実現したもの。共同開発商品となる「日本橋もこみち1883“まぜふり”」は、速水さんが日本橋の老舗の食材を自ら選定しレシピを開発。3種類のふりかけを混ぜて食べるという楽しみ方を提案している。
同プロジェクトに協力した老舗企業は5社。日本橋鮒佐が食材選定・監修・製品化を手掛けた。食材の提供については、にんべんが鰹節と白だし、八木長本店が胡麻、山本海苔店が海苔とあおさ、日本橋古樹軒が生姜を提供した。
なお、ブランド名にある「1883」という数字は、参画した各社の創業からの年数の合計(約1000年)と、速水さんの名前の語呂から「883(はやみ)」を足して名付けられた。
発表会では、速水さんのほか、日本橋鮒佐 専務取締役の宮内悠氏、にんべん 代表取締役社長の高津克幸氏、山本海苔店 取締役営業副本部長の山本貴大氏らが登壇。先着50人に対して速水さんが直接商品を手渡しする販売会も行われた。
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