ハイネケンはこのほど、正式にグローバル市場での広告代理店としてピュブリシス・ワールドワイドを指名した。2011年から担当していたワイデン・アンド・ケネディに加え、同社は2年前から2社体制を敷いてきたが、7月1日付でピュブリシス1社契約となった。
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ピュブリシスは各国市場で、個別に十数社の広告会社やクリエイティブ・エージェンシーと共同で広告やプロモーションに臨む。日本での取り組みについてハイネケンの広報担当者デービッド・ピュー氏は「日本市場では、ウルトラスーパーニューを広告会社として指名している。ピュブリシスとの契約は、日本におけるハイネケンの施策に影響しない」と答えた。
ウルトラスーパーニューは東京・渋谷に拠点を置くクリエイティブエージェンシー。2007年設立で、ハイネケンのほかに、ナイキやレッドブル、アドビなどの顧客を持つ。2014年6月には、東京のクラブ「ageha」で2500人以上を集めたハイネケンのイベントを開催。レーザーを用いたライブペインティングを行ったり、ハイネケンのセンサー型リストバンドを用いた企画を実施した。
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