広島県が初版10万部を発行した観光ガイドブック『カンパイ！広島県』が5万部増刷されることが決まった。7月23日から全国で無料配布を再開する。
奥田民生さん表紙の『カンパイ！広島県』では、「カンパイ！」をキーワードに、食、絶景、坂、島、甘味、酒、建築など467件に渡る広島県の情報を紹介している。昨年発行された『泣ける！広島県』は、「泣ける！は、感動の、一歩先」というフレーズで、感動号泣旅や人情ホロリ旅など、広島での旅のストーリーの提案を中心に構成された。
ガイドブックは、6月10日より県が実施している観光プロモーション「カンパイ！広島県～見んさい！食べんさい！飲みんさい！～」の一環で発行されたもの。6月16日より全国で配本を行ったところ、各地で在庫切れが続出し、増刷を決定した。
広島県出身のアーティストの奥田民生さんを表紙に起用した同ガイドブックでは、「絶景にカンパイ！」「甘味にカンパイ！」「島にカンパイ！」など、「カンパイ！」をテーマに、広島グルメや観光スポットといった広島の魅力を120ページにわたり伝えている。
昨年発行したガイドブック『泣ける！広島県』は、表紙に広島県出身のアーティスト「Perfume」を起用し話題となり、数日の間に初版5万部が在庫切れ、3.8万部を増刷した。
第2号となる『カンパイ！広島県』は、これを上回る初版10万部を発行したが、東京、大阪、福岡を中心とする全国129カ所の配本場所（美容院、カフェ、コンビニ、広島県関連施設など）のうち、8割を超える施設で在庫切れとなっている。
「昨年に引き続き発行したガイドブック『カンパイ！広島県』を広く話題化させ、その中で紹介している美しい風景、美味しい食べ物、面白いスポット、人情あふれる人々など、広島県の本質的な魅力を知ってもらうことで来県動機へつなげていきたい」（KOO-KI 嶋村雅己）。
なお、広島県観光課へのガイドブックに関する問い合わせ件数は300件を超え、「カンパイ！広島県」を紹介する特設Webサイトは、オープン初週で約60万PVを記録。
今回の増刷分は、7月24日から30日には3000部限定で抽選制のWeb申込みも受け付ける。
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