グランプリは「第27回東京国際映画祭」交通広告グランプリ2015

ジェイアール東日本企画が主催する、交通広告のアワード「交通広告グランプリ 2015」の贈賞式が27日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで行われた。

この賞は、2014年4月から15年3月の間に「JR東日本」「つくばエクスプレス」「ゆりかもめ」「りんかい線」「JR貨物」の車両および駅のメディアに掲出された交通広告作品を対象とした広告賞。

審査対象作品数 1780点の中から最高賞であるグランプリに選ばれたのは、公益財団法人ユニジャパンの『第27回 東京国際映画祭』が選出された。

グランプリとなった、公益財団法人ユニジャパンの『第27回 東京国際映画祭』。
CD、C:佐々木 宏/AD:佐野研二郎/D:田村有斗/P:上田義彦(北野武)、野村佐紀子(市川染五郎)、樋口健一(歌舞伎座)/PR:西澤恵子

ユニジャパン 東京国際映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名 保氏(左)と、主催者である、ジェイアール東日本企画 代表取締役社長 小暮和之氏。

受賞スピーチにて、ユニジャパン 東京国際映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名 保氏は「東京国際映画祭は映画人だけに知ってもらえばいいものではなく、もっと一般の人に知ってもらわなければいけない映画祭であるということが企画の出発点。それに対して、シンガタの佐々木宏さんをはじめ、たくさんのアイデアをいただいたことが今回の受賞につながった、今年も映画祭の魅力が伝わるような広告を行っていきたい」と語った。

また審査講評にてコピーライターの前田知巳氏は、「スマートフォンなどの情報端末が普及することで、情報に対するありがたみが薄れてきている。そうした中で、交通広告は、駅や車両でなければめぐり合うことができないということが、価値になっている」と述べた。

贈賞は、駅ポスター、車内ポスター、サインボード、デジタルメディア、企画部門の5部門で行われ、前述のグランプリのほか、最優秀部門賞5点、優秀作品賞25点、JR東日本賞1点の計32点が選出された。

各部門の最優秀部門賞は下記の通り。

また8月24日~26日の期間で、JR東京駅直結のサピアタワー「ステーションコンファレンス東京4F」にて、受賞作品展示会が行われる。

デジタルメディア部門

一般社団法人電気通信事業者協会 『「やめましょう、歩きスマホ。」』

車内ポスター部門

独立行政法人日本スポーツ振興センター 『BIG まさか!はありえる。』

駅ポスター部門

東日本旅客鉄道 『「行くぜ、東北。」』

サインボード部門

IHI  『IHI LOGO WORLD』

企画部門

サントリーホールディングス 『うすっぺらいダンボール』

JR東日本賞

ライオン 『アロマのヴェールで、香り長続き。』


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