競馬ファンの熱狂が、トラブルに見舞われたヤマトを救う——。
このコンセプトのもと、JRA(日本中央競馬会)と「宇宙戦艦ヤマト2199」のコラボによるJRA特設キャンペーンサイトが展開された。企画制作は博報堂と博報堂アイ・スタジオ。
「これまで数年に渡り開催されていた本キャンペーン。確実に効果を残しているものの、せっかく立ち上げたサイトへのログイン率が低く、サイト内の情報に触れて馬券を購入する方が少ないという課題がありました。そこで、競馬ファンのコアとなる40~50代に根強い人気を誇り、リメイク映画化したことで若年層にも認知度が高い『宇宙戦艦ヤマト2199』とのコラボを企画しました」と担当者は語る。サイト訪問が少ないことを改善するために、本キャンペーンサイトだけで見られるオリジナルストーリーを作成し、サイト訪問をより楽しめるものにすることを狙った。
同サイトにログインすると、ヤマト艦内(コックピット)をイメージしたページデザインに切り替わり、ヒロインの森雪が現れナビゲーション。ランキングや注目レース、計10種類のオリジナル動画を閲覧できる。動画では、実在の「七夕賞」「宝塚(記念)」などレースの名称を絡めたストーリー展開で、同レースへの興味喚起も促した。結果、キャンペーンサイトのログイン数は、4%アップとなった(7/31時点)。
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