資生堂 3人のアートディレクターによる美のバトル

資生堂宣伝・デザイン部を代表する3人のクリエーティブ・スペシャリストと社内外のクリエーターとのコラボレーションによる「ビューティー・グラフィックス展2015 “BATTLE”」が開催中。本展には、同社クリエーティブ・スペシャリストとして、グローバル広告、商品広告などのデザインを手がける山田尊康氏、佐藤園美氏、丸橋桂氏の3名が参加している。

展示は、東京・資生堂銀座ビルの1階ウィンドーディスプレーおよび2階展示スペース(ディスプレーシェルフ)にて。1階のウィンドーディスプレーには、女性たちの美しき闘いの姿をユーモラスに描いた作品を展示。この作品は丸橋氏が同社トップヘア&メーキャップアーティスト 計良宏文氏、フォトグラファー 金澤正人氏、スタイリスト 伊藤佐智子氏らとともに制作した。

2階の展示スペースでは、各人が制作した作品を展示。「A GIRL 20XX SHISEIDO」と題された山田氏の作品は、幼少時に好きだったSFの世界を再解釈した上で近未来の女性像やメーキャップを表現。佐藤氏は時代のコンテクストを捉えながら、「A motion」(心を動かす身体の動き)をコンセプトに、身体全体から放たれるエネルギーや動きの過程から生まれる軌跡を可視化した。丸橋氏が制作した「vs“IMAGE”」は、目をつぶって未来の自分をイメージしている女性の上に、ファンデーションやアイカラーなどの色や質感を重ね合わせている。それにより、メーキャップ、そして美しくなりたいという思いを表現した。本展示は、9月30日まで。

ビューティー・グラフィックス展2015 “BATTLE”

期間:開催中、9月30日まで。資生堂銀座ビル2階
時間:9時~18時
休館:土曜・日曜・祝日および8月10日~14日、9月21~23日
入場無料
特別協力:大日本印刷


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