電子書籍販売のパピレス(東京・豊島)と、無料映像配信のGYAOは27日、合弁会社・ネオアルドを設立した。従来の紙書籍の置き換えではない、デジタルならではの面白さを持った次世代コンテンツの開発と制作を目指す。代表取締役にはパピレス取締役の福井智樹氏が就いた。
パピレスは1995年、日本で初めて電子書籍の販売を開始。以来、デジタルならではの機能を備えたコンテンツの開発に継続的に取り組み、近年では、コミックを動的演出で見せる「コミックシアター」、小説の文章を短く区切り画像を追加した「絵ノベル」をリリースしている。
一方、GYAOは、ヤフーグループで電子書籍サービスの「Yahoo!ブックストア」や、無料映像配信サービスの「GYAO!」など、8つのサービスを運営している。
新会社のネオアルドでは、両社の特性を生かし、デジタルならではの面白みを生かしたコンテンツ制作や普及を目指す。
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