【PR企画】
マルケトが拓くエンゲージメントマーケティングの未来
登壇者
- マルケト代表取締役社長 福田 康隆 氏
消費者一人ひとりにパーソナライズしたメッセージが、顧客生涯価値を高める
「従来型のマスマーケティングや、Eメールマーケティングでは多様化する消費者心理を捉えられなくってきている。そんな中、マーケティングへのIT活用が以前にも増して急速に進んできている」と話すのは、マルケト代表の福田氏。マルケトは、従来のマーケティングではカバーしきれなかった“パーソナライズされたメッセージの発信”を可能にする新たなソリューションツールを提供している。それによって実現されるのは、「一人ひとりに合わせた長期に渡る関係の構築を実現すること」と福田氏が定義付ける、エンゲージメントマーケティングだ。
福田氏曰く、エンゲージメントマーケティングには基本原則となる5つのポイントがある。1つ目が、消費者に合わせたメッセージを出す、パーソナライズ。2つ目が、送るチャネルやタイミングを最適化して場所やメディアを問わず一貫したメッセージを発信すること。3つ目に、属性だけではない行動を捉えたマーケティングによる、リアルタイムなメッセージの発信。4つ目は、新規の見込み客獲得はマーケティングや営業、その後のケアは別部門へとフェーズごとに分担することなく、認知の段階からファンになってもらうまで顧客のライフサイクル全体を把握すること。そして5つ目に、クリック数やコンバージョン率など部分的な指標から、売り上げに対してマーケティングがどう貢献したのかという指標を意識する、というものだ。
こうした新たなマーケティング手法を実現するマルケトのツールでは、マーケティングキャンペーンのアセットを簡単につくることができ、それをベースに顧客のスコアリング、見込み客の育成、ワークフローを動かして顧客とのセグメンテーション、エンゲージメントを行うことができる。また、Webサイトでは行動のトラッキングを行い、行動属性によってWebサイトのコンテンツを切り替えるリアルタイムのパーソナライズを可能にするなど、長期に渡り顧客との関係を築くことができるソリューションとなっている。
「顧客のライフサイクルを捉え、認知、好感を持っていただき、その後個人を特定する情報を獲得したところから契約、購買を促し利用、活用、継続、ファンというフェーズへと続く一連のサイクルを管理。顧客一人ひとりが今どのステージにいるのかということを捉え、顧客生涯価値の最大化へ貢献します」と、その価値について福田氏は語る。
実際の導入報告でいうと、獲得した顧客の中で約10%がすぐに購入や契約に結びつく層で、25%が競合や興味目的の層。ただ、残る65%は今ではないけれども確実に将来顧客になりうる層で、この層をいかに温めていくのかというところでもパーソナライズしたメッセージを発信することが重要だという。
最後に福田氏は、エンゲージメントマーケティングの可能性について「ネット環境やSNSの発達により売り手よりも買い手に主導権が移っている今、企業が再び主導権を持ってビジネスをしていくことができる」と語り、講演を締めくくった。
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