電通、オンライン動画の専門チーム立ち上げ
電通はこのほど、オンライン動画のプランニングから制作・PDCAまでを担う専門チームを発足した。チーム名は「鬼ムービー」。クリエイティブのほか、メディア、PRの各部門からデジタル領域の知見を持つスタッフを集めた部署横断の組織で、30人程度のコアメンバーで構成される。PR領域については、電通パブリックリレーションズのスタッフがチームに加わる。
チーム発足の経緯やビジョンについて、佐々木康晴氏(電通CDC エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)、鹿間天平氏(電通MCプランニング局 インタラクティブ・プロデューサー)、根本陽平氏(電通パブリックリレーションズ コミュニケーションデザイン局シニア・コンサルタント)に聞いた。
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思わず2度見る、市PRムービー「ンダモシタン小林」
森、川、星…など、美しい情景を持つ宮崎県小林市が、移住促進を目的にPRムービーの公開を始めた。小林市に長年住んでいるフランス人が紹介する、美しい同市の映像をまずは「最後まで」ご覧いただきたい。
…多くの方が2度、3度とムービーを見たのではないだろうか。「空耳・ブランデッド・コンテンツ」と名付けられた本映像は、小林市の方言「西諸弁」のなまりを逆手にとり、その魅力を伝えたもの。何度も見たくなる仕掛けと、西諸弁の面白さ、映像美を通して、小林市に興味を持ってもらおうと、同市出身の電通クリエイティブディレクター越智一仁氏を中心に企画・制作された。
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「五輪エンブレム新たに公募」組織委、佐野案は使用中止
2020年東京五輪の公式エンブレムで、佐野研二郎氏デザインの使用中止が決まった。1日、大会組織委員会が東京都内で会見を開き、明らかにした。組織委は今後、新たなエンブレム策定に向けて動く。武藤敏郎五輪事務総長は「公募を大前提にする。より開かれた選考過程も検討し、できるだけ早く決めたい」と話した。
同日午後、ベルギー・リエージュ劇場ロゴの盗用疑惑など公式エンブレムへの批判の高まりを受け、遠藤利明五輪担当相はじめ森喜朗元首相、舛添要一都知事など関係者は臨時の調整会議を実施。「もはや一般国民からの理解は得られない」(武藤事務総長)として、使用中止を決めた。当初案に似たようなロゴがあることも懸念事項とされた。
事前にデザイナーの佐野研二郎氏本人から、「五輪への悪影響を考え、原作者として取り下げたい」との要請があったという。ベルギー・リエージュ劇場のロゴや、ヤン・チヒョルト展のロゴの盗作疑惑は改めて否定した。審査委員8人中7人が「やむなし」として取り下げに至った。
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