「クリエイティブ・ディレクション」という広告界でよく聞かれる職能を、具体的な思考方法、技術として体系化し解説した新刊『すべての仕事はクリエイティブディレクションである。』(古川裕也 著)が宣伝会議から発売。9月5日より順次全国の有力書店に並ぶほか、オンラインブックストアでも販売する。
本書は、電通クリエイティブのトップである古川裕也氏が書き下ろした初の書籍。タイトルに「クリエイティブ・ディレクション」を冠した書籍は例がなく、この領域を初めて正面からから解説した書籍となる。
様々な場面で、クリエイティブ・ディレクターという肩書の人物が登場するが具体的に何をする役割なのかわかりにくい。本書では事例を用いながら、クリエイティブ・ディレクションにおいて何をすべきかを解説し、その技術や考え方などをまとめている。
コンサルティングや発想法という無形のものだけでなく、具体的なアウトプット、施策までを手掛ける「クリエイティブ・ディレクション」という考え方は、いまの日本に最も求められている考え方だ。
クリエイティブやアイデアで課題を解決する手順、「アイデア」と「アイデアになっていないモノ」の差とは何か、表現はなぜ新しくなければならないのか、など。ものごとを良い方向に変えようとする時、すべての人に有効な方法論となる。
広告に関連する職業の方はもちろん、すべてのビジネスパーソンに向けた、いままでにない新しい視点を得られる一冊。四六判、336ページ。価格は1800円(税別)。
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