写真で綴る、Advertising Week 2015

【前回のレポート】「NYの中心街は、デジタルサイネージ広告の“聖地”?」はこちら

宣伝会議では「Business Creation Lab. 2015 in New York」と題し、9月27日〜10月3日の期間で、米国広告・マーケティング界の最前線に触れる視察研修ツアーを開催しています。
国際広告賞などの場で継続的に高い評価を得ているグローバルエージェンシーや、気鋭の独立系エージェンシーなどを中心とした注目企業への訪問のほか、9月28日〜10月1日に開催中のイベント「Advertising Week」内で行われるセミナーの聴講などを通じて、日本の広告界の未来に向けたヒントを得ることを目的としています。

約130の企業・団体が協賛/後援

アメリカ広告業協会(4As)が旗振り役となって2004年にスタートした「Advertising Week(アドバタイジングウィーク)」。ブランドやエージェンシー、テクノロジー企業、スタートアップ企業、メディアといった幅広い立場の人々が集い、業界のベストプラクティスを共有することで、広告ビジネスを加速させ、世界の産業界へ影響をもたらしていくことを目的に継続的に開催されてきました。

4Asをはじめとする広告関連協会団体のほか、広告・デジタル関連企業やメディア企業のスポンサードによって運営されており、昨年は開催期間中、290以上のイベントと、900人以上のスピーカーによる246のセミナーやパネルディスカッション、ワークショップが開催され、参加者は9万5000人、取材に訪れたプレスは600人にのぼりました。

12回目を迎えた今年のAdvertising Weekの開催期間は、9月28日から10月1日の4日間。ABC、Adobe、Aol、AT&T AdWorks、Facebook、Google、LinkedIn、NBCUniversal、YAHOOというゴールドスポンサー9社のほか、Amazonやacxiom、xAd、nielsen、millennial media、ComScore、楽天マーケティングといったコーポレートパートナー77社、Advertising AgeやADWEEK、Campaign、The Economist、WIREDなどのメディアパートナー23社、CMO CouncilやTHE ONE CLUB、ANA(米国広告主協会)、IAB(インタラクティブ広告協会)といったアソシエーションパートナー20団体、計129の企業・団体が協賛・後援しており、その関わり方は、セミナー協賛やブース出展、公式アプリ開発、チケットホルダーのネックストラップ協賛など、多岐にわたります。

ニューヨーク中心部・タイムズスクエア周辺にある6つの会場では、業界最前線で活躍するマーケターやクリエイター、GoogleやFacebookといった巨大メディア/プラットフォーマーのキーマンによるセミナーやパネルディスカッション、ワークショップが行われています。

今回は、その模様を写真を通じてレポートします。

at1002007
AWメイン会場の、Times Center Stage & ADARA Stage。ニューヨーク・タイムズ本社ビル内にある。
各セッションに参加する際は、入場パスに記載のQRコードを読み取ってもらい、セッション毎に発行される紙のチケットを受け取る。
Advertising Weekの入場パスを入れられるチケットホルダー。ネックストラップには、スポンサーであるAT&Tのロゴが。
会場で無料配布されているエナジードリンク「ASTROBOOSTER」。Adobe Marketing Cloudのキャンペーンの一環でつくられたもので、各セッションの開始前に流れる関連動画が、常に会場の笑いを誘っていた。
IM360のVRヘッドセット体験ブース
グローバル調査会社イプソスによる、女性のエンパワメントプロジェクト「The Girls’ Lounge」のポップアップイベント。カンヌライオンズ2015やCES2015、4A’s Transformationなど、ほかの業界内外のイベント時にも展開されている。

 

次ページ 「本当にここでセミナーを?ユニークな会場の数々」へ続く

 

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ