“百獣の王” 武井壮さんが小学生の時に発明したアルバイトとは?(ゲスト:武井壮さん)【前編】

【前回コラム】「「リアル脱出ゲーム」の加藤さんが「魔法を手に入れた」と感じた瞬間(ゲスト:加藤隆生さん)【後編】」はこちら

「すぐおわ」の前に放送している人気番組「シューカツの王」のパーソナリティ、武井壮さんが登場! 今や武井さんの代名詞である“百獣の王”を目指すようになったきっかけはアメリカでのある動物との出会いだった!?

今回の登場人物紹介

左から、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、武井壮、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。

※本記事は8月28日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

今回は「シューカツの王」とコラボ!“百獣の王” 武井壮さんが登場

中村:今週は「すぐおわ」の前に放送している番組「シューカツの王」とのコラボということで、“百獣の王”、そして“地上最強の男”、武井壮さんをゲストとしてお迎えします!

武井:よろしくお願いします!

中村:武井さんは、「シューカツの王」ではどういうことを考えながら就活に悩む学生たちの質問に答えているんでしょうか?

武井:僕は就職しようと思ったことが一度もないんです。就職しないって小学校のときに決めたので。だから就活に対して、そんなに熱い思いをもってはじめているわけじゃないんだけど、この番組を通して「就活はこういうものだ」という像がだんだん僕の中にできてきました。僕の中で就活というのは、ただ単に入社試験を受けて、会社に入れてもらうものではないと思っているんで。

中村:なるほど。

武井:僕は「造職」だと。職に就くのではなくて、「職を自分で造り出していいんだよ」というメッセージだと思っています。会社に入ったら自分が得意とする仕事を造ればいいし、入らなくても自分で食べていける術を造っていけばいいと思っているので。

自分で生きていくことが全部就活だと思うので、「大学での就活だけが人生を決めるものじゃないよ」というメッセージをやんわりと伝えながら、それを達成してきた先輩たちの話も融合して、会社に入ることはただ会社に所属するのではなくて、全員が仲間になって、全員が自分になって戦えることだというメッセージを送っています。

中村:すごく含蓄あることを言っていただいたのですが、聞き捨てならないのが「小学校のときに就職しないと決めた」と。

武井:僕は公園で木に登ったりして遊ぶのが好きだったんですよ。それがやりたくてしょうがなかったんです。絶対に帰りたくなかったんです、公園から。

一同:

武井:それなのに、夜になったら家に帰ってきなさいと言われるし。いや、まだやりたいし、暗くなってからが面白いんだよと。学校も行きたくないんですよ、途中に公園あるから(笑)。しかも俺は教科書をいつももらって1週間ぐらいで全部読んじゃっていたから、なんでこの子たちと一緒に「もう読んだよ」という内容を、毎日7~8時間もやらなきゃいけないんだと、いつも疑問に思ってたんです。

中村:もうその内容は知っているよと。

武井:訳がわからないと。だって俺は校庭に出てラケット野球がしたいんだと。うちの親父も仕事が忙しくて家に帰ってこない人だったので、なんでそんなに仕事をするんだろう?と思って。そのとき、俺はそういうお仕事から逃げ切ってやる、社会から逃げ切ってやろうと。

一同:

武井:小2で、こういう学校みたいなものから逃げてやろうという思いがあって、中学ぐらいのときにはハッキリと「俺は絶対に就職しない」と言ってましたね。

澤本:友達にも公言してたんですか?

武井:はい。一生、俺は自分の力で社会から逃げ切ってやると言ってました。俺はその能力を磨くためにスポーツをやってるんだと。そう言い切っていたので。

中村:そんな小2いやだなぁ~(笑)。

澤本:中学校も特待生だったんですよね?

武井:そうなんです。公立でも学費はかかるし、給食代なんかもあるから。俺、小学校で親がいなくなっちゃったんですよ。母ちゃんがいなくなって、ちょっと父ちゃんがプレイボーイで他に家庭を持っていて(笑)。それで俺は兄貴と2人暮らしをしていました。

一同:えーっ!

次ページ 「中高6年間、特待生で学校からお金を貰っていた」へ続く

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