AOI Pro.、オンライン動画企画制作〜運用をトータル支援する新会社「コンペイトウ」を設立

AOI Pro.は10月1日、オンライン動画制作などを手がけるCandeeと共に、オンライン動画コンテンツの企画制作・運営を行う合弁会社「コンペイトウ」を設立した。

合わせて、自社運営の子ども向けYouTubeチャンネル「Playkidz(プレイキッズ)」も開設。AOI Pro.がCM制作で培ってきた映像の企画制作力と、Candeeが持つ動画のプロデュース力や運営ノウハウ、メディアアライアンス力を融合して、オリジナル動画コンテンツの企画制作から運用、効果測定・検証までをトータルでサポートすることで、クライアントの課題解決につなげたい考えだ。

子ども向けYouTubeチャンネル「Playkidz」

「Playkidz」では「遊び」をテーマに、実験、粘土、おもちゃなど、子どもの創造力を刺激するような映像体験を提供する。運用にあたっては、コンペイトウ設立に先立つ今年5月に開設したYouTubeチャンネル「ペロポンパップポロンチョ」を通じて得た知見を生かす。「ペロポンパップポロンチョ」では、仮説設定に基づいてオリジナルキャラクターを用いた動画コンテンツを企画制作し、評価設計を行ったうえで動画配信運用における高速PDCAを実施、コンテンツに素早く反映することで、ユーザーとのエンゲージメント強化を図った。

現在「Playkidz」で公開されているコンテンツは次の3つ。

◯ペロポンパップポロンチョ
オリジナルキャラクターの「ペロポン博士」と「パップくん」が、「ハッケン」を通して学ぶストーリー。今後は、人気YouTuberとのコラボも予定している。

◯Play Clay
作品をつくる過程や新しい遊び方など、子どもの創造力を刺激する粘土遊びを配信する。

◯Play Train
360度パノラマ映像などの手法を取り入れた、おもちゃの電車の動画を配信する。

コンペイトウの代表には、エイベックスでBeeTVやUULAなどの映像事業の立ち上げに携わり、現在はCandeeの執行役員を務める新井拓郎氏が就く。役員以下、社員はプロデューサー、ディレクター、営業開拓・アライアンス、経営管理など8人が在籍する。
目標数値は短期・中長期ともに非公開。Playkidzを皮切りに、今後も別ターゲット向けのチャンネルを開設していくとしている。

新たな強みを創造するための中期経営戦略の一環として、さまざまなプロフェッショナルとのアライアンスを推進し、動画コンテンツマーケティング領域を中心とする事業の拡大を目指すAOI Pro.。ここ1年で、

(1)動画広告・コンテンツの制作や、YouTuber/Vinerなどと協働した動画キャンペーンのプランニング・実行などを手がけるナカミノとの資本業務提携

(2)STEVE N’ STEVEN、NHN PlayArt、GYAO!と4社共同で手がけた、ギャグマンガ「スーパーショートコミックス」のWebアニメ化および「GYAO!」特集ページでの配信

(3)業務提携したオプトと、クリエイティブサイエンスラボ「I/O METRICS」の設立

(4)グループ会社のビジネス・アーキテクツとイードによるマネー関連Webメディア「マネーゴーランド」のローンチ

の4つのアライアンスを実現しており、コンペイトウ設立は5つ目の案件となる。


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