お父さんはイラストレーターの和田誠さん
澤本:宇宙人の動画、よく見てますもんね。
和田:めっちゃ見てますよ。YouTubeで。
権八:ディズニーランド愛のほうは?
和田:これは単純に小さいときから好きで。1955年に本家がオープンしたときの映像まで調べまくっていて。その当時はどんなだったのか知りたくて。今と全然違うんですよ。考えられないほどの低クオリティで。
澤本:低いんだ(笑)。
権八:ときどき中国なんかでも・・・(笑)。
和田:本当にあの世界ですよ。夜はだいたいそういうことをやってるかなぁ。
権八:ラジオを聞いている方は「この人、何の人なんだろう」と、不安や疑問でいっぱいかもしれないけど(笑)。せっかくだから音楽の話をしますと、和田さんはビートルズとか。
和田:ああ、そういうのも好きですね(笑)
澤本:(笑)もともとマイケル・ジャクソンが好きだったんですよね。
和田:そう。ディズニーランド、宇宙人、マイケル・ジャクソン、どこか共通してますね。ちょっと日常じゃないところが。マイケル・ジャクソンは小学校の頃から夢中になる要素がいっぱいあって大好きでした。この好きはどういう好きかというと、女の子に恋するような好き具合。マイケルは同性だけど、男を超越してましたね。だからと言って、女でもないし。そういう性別じゃない、本当に宇宙人のような。
権八:マイケルは確かにそういうところありますね。好きになった一番のきっかけは何だったんですか?
和田:「スリラー」のビデオでしょうね。ゾンビとか、ホラー映画が大好きだったんで。当時1985年頃って、ちょうどビデオレンタルが普及しはじめていて。親父と一緒にレンタルビデオ屋に行って、借りてもらって見ていたわけです。「メイキング オブ スリラー」とか。そうしたら、ディズニーランドで「キャプテンEO」がはじまって。
権八:なるほど。
和田:大好きなディズニーランドとマイケルが合体したんですよ。なぜ俺の好きなものは全部合体するんだと。そういうことがいっぱいあって。
権八:今、少しお話出ましたが、ご存知ない方のために言うと、和田さんのお父様は大変有名なイラストレーターの和田誠さんです。
澤本:僕は和田誠さんが大好きで。映画監督もしましたよね?
和田:はい、映画がとにかく好きなんですよ。小さいときから映画を家でよく見てましたから、その影響はありますよね。映画を見るというのはすごく自然なことでしたね。