訪日消費1兆円突破、四半期で初 7~9月は前年比82%増に

毎日、多くの訪日客で賑わう街となった銀座。日中はもちろん日没後も人が絶えない
(写真提供:Shutterstock.com)

観光庁は21日、2015年7~9月期の訪日外国人の旅行消費額が1兆9億円となったと発表した。1四半期あたりでの1兆円超えは初めて。前年同期比では81.8%増で、7四半期連続で最高額を記録した。訪日客数は前年同期比53.7%増の535万人だった。中国の訪日客が急伸要因で、同国の訪日客数は同比2倍の166万人、旅行消費額は同比2.5倍超の4660億円だった。

観光・レジャー目的の訪日客1人あたりの旅行支出額は、前年同期比24.3%増の18万1334円だった。中でも「買い物代」は、中国の14万1554円(前年同期比14.0%増)を筆頭に、香港が8万7328円(同比89.6%増)、台湾が5万3213円(同比54.8%増)、タイが5万194円(9.2%減)、オーストラリアが3万4582円(同比13.1%増)の順となった。

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