今年で55回目を迎えるACC CM フェスティバル贈賞式・記念パーティが10月28日に開催された。
贈賞式は東京都内のANAインターコンチネンタル東京で行われた。
最高賞の総務大臣賞/ACCグランプリは、フィルム部門、Aカテゴリー(テレビCM)が東海テレビの自社キャンペーン「総集編②」、Bカテゴリー(Online Film)が、OK Go+本田技研工業の「I Won’t Let You Down」、ラジオCM部門がサントリーホールディングス・サントリービールの「Beer-lingual」、マーケティング・エフェクティブネス(ME)部門がメルセデス・ベンツ日本/GLAクラスの「GO!GLA」、インタラクティブ部門がアミューズ/ユニバーサルミュージック合同会社の「Perfume at SXSW」が受賞した。
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55回の応募総数は2609点(内訳:フィルム:1773本、ラジオ587本、ME69本、インタラクティブ180本)。
贈賞式には受賞者、CM関係者をはじめ多くの報道陣が列席した。午後1時30分、日本テレビのアナウンサー寺島淳司さん、上田まりえさんの進行で贈賞式は幕を開けた。
ACCの高田坦史理事長は冒頭、「今回、ACCは改革を進めることができました。今までのテレビCM部門がフィルム部門に生まれ変わり、AカテゴリーとBカテゴリーを設けました。Aカテゴリーでは今までのテレビCMを対象とし、新たにBカテゴリーとして、Online Film(Web上で公開された映像広告)を対象とします。また、ラジオCM部門では、20代の若手クリエイターを賞する場を設けよう、という澤本審査委員長の号令のもと、アンダー29作品を選出しています。そういった変化の表れか、今年の受賞作は主張の強いCMが目立ったように思います。クリエイティブはイノベーションを起こし、世の中を変える原動力になるもの。発展するために従来の方法に囚われず、新しく変わっていかなければなりません」とあいさつ。
その後、地域賞、ブロンズ・シルバー受賞作を紹介。インタラクティブ部門のグランプリ贈賞では、代表してPerfumeが登壇した。
「みんなで力を合わせることで完成できたパフォーマンスです。チームワークなくしては続けることはできませんでした。これからも誰も見たことも聞いたことのない、新しいことに挑戦していきたい」と話した。