映画監督は、原作にない映画のシーンをどのように考え出すのか?(ゲスト:吉田大八さん)【前編】

【前回コラム】「審査会の生音声を公開! ACC CMフェスティバル ラジオCM部門(ゲスト:大谷ノブ彦さん)」はこちら

CMディレクターと映画監督、2つの顔を持つ吉田大八さん。澤本さん、権八さんとつくったCMの思い出話から、CMと映画の撮影方法の違いまでじっくり語った、クリエイター必読の回!
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左から、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、吉田大八監督、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)。

※本記事は10月3日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

東京五輪の種目候補に野球・ソフトボールが決定!

中村:当番組の放送時間が10月より、金曜20時から土曜25時に変更いたしました!

澤本:「仕事しているから聞いてない」という言い訳がなくなったね。

権八:お蔭でサワモティーオブザイヤーのお母さまも聞かないことになると。

澤本:そう。それはすごく僕的には安心材料(笑)。

権八:これまで金曜20時だと、お母さんが聞いていて、「嘉光、何言ってるかしら」って。

澤本:だって、実家に帰ったら「権八、元気?」って。呼び捨てだもん(笑)。

権八:会ったことないっつーの(笑)。いや、ありがたいですよ。

中村:そして、なんと2020年東京五輪の追加種目候補に野球・ソフトボールが決定いたしましたー!

一同:拍手

中村:澤本さんも中心人物の1人になって、野球・ソフトボールをオリンピックの正式追加種目にしようとトライセラトップスの和田さんなどをゲストに迎えて、「Shout!」の曲に混ぜて、みんなでキャッチボールをするみたいなアクティビティをやっていて。それが効いたのか、効かなかったのか、追加種目候補に決定したと。

キャッチボール・プロジェクトWebサイトに掲載された「ご協力の御礼」

権八:効いたでしょ~。おめでとうございます。

中村:おめでとうございます。最終的な実施競技の決定は来年8月。長いですね。IOC総会の投票で決まるということで、今後も運動は続いていくんですね。

澤本:そうですね。もうしばらく続くと思います。

権八:その頃まで、この番組がね・・・

中村:そうですね、終わっている可能性が(笑)。

澤本:でも、この番組、「終わる終わる詐欺だ」って言われているから(笑)。終わりますって言っているわりに終わらないという。

権八:さて、そんな今夜のゲストは深夜になった1回目に相応しい・・・

中村:素敵な方をお迎えしています。映画『桐島、部活やめるってよ』などの代表作で知られる映画監督、CMディレクターの吉田大八さんです。いらっしゃいませ!

吉田:こんばんは。

中村:大八さんと言えば、CMディレクターとして活躍された後、2007年に初の長編映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を公開し、その後、『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』、そして『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』など、現在は映画監督として活躍されています。今は映画もCMも両方やられている感じですか?

吉田:なんとなく映画とCMの時期が分かれてます。今年でいうと6月ぐらいまではCMをやっていました。映画がはじまっちゃうと、かかりきりになってしまうことが多いです。

次ページ 「吉田大八さんと澤本さんの不思議な初対面のエピソード」へ続く

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