インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する第3回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」の受賞者が16日発表され、「Web人大賞」にはキリンの橋本誠一氏(取締役常務執行役員、CSV本部長)が選ばれた。
橋本氏はキリンの取締役CMOとして、デジタルでのブランディング、コミュニケーションを取り入れながら「ブランドを基軸とした経営」を推進し、率先して大幅な組織改革を行いながら、お客さまとの長期的な関係構築を試行してきた点が評価された。
「Web人 of the year」には講談社のメディア事業局次長の長崎亘宏氏、「Web人賞」にはインフォアクシア代表取締役の植木真氏がそれぞれ選ばれた。
長崎氏は2014年8月に発足したJIAAのネイティブアド研究会の座長として、2015年3月に公表された「ネイティブ広告に関するガイドライン」策定に尽力した。
植木氏は高齢者・障がい者を含むすべての人がウェブを利用できるようにするためのウェブアクセシビリティに関して長く貢献している。
同賞は、前身となる「Web クリエーション・アウォード」から数えて今年で13回目を迎える。贈賞式は12月3日(木)に東京都港区の八芳園にて開催される。