東京ゲームショウに史上最大級の巨大ブースが出現!

今年9月17日から4日間、千葉幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2015」に巨大ブースが出現した。規模、企画共に前例のない試みとなった今回の出展を、舞台裏を含めてレポートする。
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01 東京ゲームショウ内に出現したCygames『グランブルーファンタジー』ブース。数ある出展ブースの中でもひときわ来場者の目を引いていた。ゲームに登場する 空飛ぶ艇「グランサイファー」が8分の1サイズで再現されている。長さ25メートル、高さ9メートルの大きさは圧巻。

ゲーム中の“空飛ぶ艇”が8分の1サイズで登場

出展ブースというより、まるでテーマパークが引っ越してきたかのようだった。ドラゴンの頭のついた巨大な艇に、中世の世界から飛び出してきたような建物。神殿のようなステージ。多数のブースがひしめく東京ゲームショウの中で、『グランブルーファンタジー』のブースはひときわ来場者の目を引いていた。

『グランブルーファンタジー』は、ゲームの企画開発を行うCygamesが提供するスマホRPG。主人公たちは、空飛ぶ艇「グランサイファー」に乗りながら、冒険を繰り広げていく。

今回のブースに再現されたのは、その8分の1サイズの艇。実際に乗船し、ゲームの中に入り込んだような気分を味わうことができる。中世風の建物の中は上映シアターになっており、視野を覆う曲面スクリーンへのプロジェクションによって没入感ある映像プログラムを楽しめるようになっている。

ステージでは、ゲームの作り手たちによるトークショーや、イラストをライブで描くアーティストライブ、来場者にプレゼントが当たるビンゴゲームなどさまざまなプログラムが随時開催されていた。

また、イベントの来場者限定でゲーム内のスペシャルバトルや仲間が用意され、来場者にはさまざまなオリジナルグッズがプレゼントされるなど、訪れたファンを喜ばせる仕掛けもいくつも用意されていた。

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02 シアター外観。壁のディテールや照明にもこだわりを重ねている。
03 シアター内の映像プログラム。婉曲した壁と床をスクリーンにすることで、臨場感あふれる映像体験を提供する。内容は今後公開される新ストーリーの先出しコンテンツになっている。
04 大型LEDビジョンではスペシャル動画を公開。
05 ゲームに登場するキャラクター「ビィ」の精巧なアンドロイド。目や身体のパーツを動かし、来場者に話しかける。

世界観に没頭させる演出の数々

ブースには、他にもゲームの世界観を体験させるためのさまざまな演出が用意されている。例えば、グランサイファーの甲板の双眼鏡にはヘッドマウントディスプレイが仕込まれており、のぞき込むと甲板の上に仲間のキャラクターたちが現れ、一緒に旅をしているような気分に浸れる。

他にも、人気のキャラクター「ビィ」のアンドロイドが話しかけてきたり、キャラクターのコスプレをしたスタッフらが常にブースの周りにいたり。こうした演出に触れることで、来場者は徐々にゲームの世界に引き込まれていく。ブース出展の狙い、そして舞台裏を紐解いていくインタビューはこちら。

ファンタジーゲームの世界をブースでも提供したかった
制作チームが語るブース実現の舞台裏

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06 艇には実際に乗り込むことができる。
07 甲板の双眼鏡の中にはヘッドマウントディスプレイが入っており、覗き込むとゲームの登場人物たちと艇に乗り込んでいるかのようなVR体験ができる。
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