日本地域情報振興協会は11月28日、全国各地のタウン誌やフリーペーパーを表彰する「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015」の授賞式を開催し、276誌の中から各部門の最優秀賞および大賞を発表した。大賞は総合商研(札幌)が発行する北海道の情報誌『JP01(ジェイピーゼロワン)』、企業誌部門の最優秀賞には、西日本鉄道(福岡市)が発行する西鉄電車・西鉄バス沿線に関する情報誌『にしてつニュース』が選出された。
同賞は2011年より開催され、全国各地に約3000誌あるとされるタウン誌、フリーペーパーの実績や活動、地域経済活性化に貢献している存在価値を広く知らしめることを目的とする。「観光庁長官賞」「グルメコンテンツ部門賞」などの9部門を表彰している。
5回目となる今回のエントリー数は、自治体広報誌や観光情報誌を含めると全276誌(昨年238誌)。「読者投票部門」の総投票数は、昨年総数6万票の2倍以上となる17万7188票となった。
各部門の入賞作は以下のとおり。
【大賞】
総合商研(札幌)『JP01(ジェイピーゼロワン)』
【観光庁長官賞】
能登カルチャークラブ(石川県)『Fのさかな』
【グルメ部門賞】
函館新聞社(北海道)『ハコラク』
【ライフスタイル部門賞】
union.a (京都府)『ハンケイ500m』
【コミュニティ部門賞】
北海道国際交流センター(北海道)『ボラット』
【ビジネスモデル部門賞】
アイロード(宮崎県)『みちくさ』
【企業誌部門賞】
西日本鉄道(福岡市)『にしてつニュース』
【新創刊部門賞】
個人(北海道)『mogmag』
【海外媒体部門賞】
ニュースダイジェスト(ドイツ)『ドイツニュースダイジェスト』
【タブロイド部門賞】
常陽リビング社(茨城県)『常陽リビング』