レイ・ハラカミ音楽のプラネタリウム作品、10年ぶりに上映

2005年に制作・公開されたMEGASTAR-Ⅱcosmosプラネタリウム作品「暗やみの色」が、日本科学未来館で12月5日より公開される。

テーマは “見えないもの”。メガスターが映し出す星空を眺めたあと、あえて何も見えていない「暗闇」に注目した作品だ。500万個の星々がつくりだす究極の視界のもと、水彩画のように繊細な色をはらむエレクトロニックサウンドが広がる。

この作品は2011年に逝去したレイ・ハラカミ氏が、作品中に流れる全6曲のオリジナル楽曲を、谷川俊太郎氏が特別書き下ろしの詩「闇は光の母」を提供している。そして、クラムボン原田郁子氏がナレーションを担当。オープニングを彩る印象的な映像はP.I.C.Sプロデュースで、映像作家 西郡勲氏とCGアーティスト 米澤拓也氏が手がけるなど、さまざまなアーティストとメガスターがコラボレーションした作品でもある。中でもレイ・ハラカミ氏のよる浮遊感あふれるサウンドと、メガスターの星空との絶妙な相性が当時、話題を呼んだ。

今回、公開開始からちょうど10年を記念し、オリジナル作品を特別上映。会期は、12月27日まで。毎日、1回限りの上映となる。

MEGASTAR-II cosmos プラネタリウム作品
「暗やみの色」

会期:12月5日(土)~27日(日)
上映時間: 平日 14:30~ 土日祝日 15:30~


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